「投資と貯金、どっちを優先すべきか」
資産形成を始めると、一度は悩むポイントだと思います。
結論から言うと、
20代は「貯金で土台→余剰で投資」が最適解です。
この順番を間違えると、
・相場が下がったときに不安でやめてしまう
・結局、資産が増えない
という状態になりやすいです。
投資だけでは不安、貯金だけでは増えない
まず前提として、
・投資 → 増える可能性があるが、減ることもある
・貯金 → 減らないが、ほとんど増えない
どちらにもメリットとデメリットがあります。
例えば、投資に全振りしてしまうと、
・急な出費に対応できない
・相場が下がったときに精神的にきつい
一方で、貯金だけだと、
・インフレに負ける
・資産がほとんど増えない
どちらかに偏ると、うまくいかないと感じています。
投資と貯金の差はどれくらい?(20年で比較)
例えば、
・毎月5万円を貯金した場合
・毎月5万円を利回り5%で投資した場合
この2つを20年間続けるとどうなるか。
貯金の場合
約1,200万円(5万円 × 12ヶ月 × 20年)
投資の場合(年利5%)
約2,000万円前後
同じ金額でも、
約800万円ほど差が出ます。
これが「複利の力」です。
※複利の力についてはこちらで詳しく解説しています。
投資は早い方がいい。でも順番がある
ここまで見ると、
「やっぱり投資を優先した方がいいじゃん」
と思うかもしれません。
実際、
投資は時間を味方にするものなので、早く始めるほど有利です。
この“焦る気持ち”はすごく分かります。
ただし、大事なのは順番です。
生活防衛資金がない状態で投資を始めると、
・急な出費で取り崩すことになる
・相場が下がったときに耐えられない
・不安になって途中でやめてしまう
といったリスクが高くなります。
つまり、
投資のリターンを活かす前に「退場する可能性」が上がる
ということです。
だからこそ、
先に土台(貯金)を作ることが結果的に一番効率がいい
と感じています。
20代で優先すべきは「土台づくり」
僕が大事だと思うのは、
まずは生活を安定させること
具体的には、
・生活防衛資金(目安:生活費3〜6ヶ月分)を作る
・毎月の収支を安定させる
この2つです。
ここができていない状態で投資を増やすと、
過去の僕のように無理をする形になってしまいます。
※実際に無理をしていたときの話は、こちらで詳しく書いています
僕が実際にやっているバランス
現在は、
・投資:月10万円
・貯金:月5万円
という形でバランスを取っています。
ただ、最初からこの形だったわけではありません。
収入が少ない時は、正直かなり無理をしていました。
毎月ギリギリで、
「このまま続けて大丈夫か…」と不安になりながら積み立てていました。
※現在の家計については、こちらで詳しく公開しています
投資を優先していい人
以下のような人は、投資比率を高めてもいいと思います。
・生活防衛資金がある
・毎月の収支に余裕がある
・長期で運用できる
→ 短期の値動きを気にしなくていい人
こういった条件が揃っていれば、
投資を増やすことで資産形成のスピードは上がります。
貯金を優先すべき人
逆に、以下のような場合は貯金を優先すべきです。
・貯金がほとんどない
・毎月ギリギリで生活している
・急な出費に対応できない
この状態で投資を増やすと、
途中でやめてしまう可能性が高いです。
よくある勘違い
投資と貯金について考えるときに、よくあるのが
「投資を増やせば資産が増える」
という考え方です。
もちろん間違いではありませんが、これだけでは不十分だと感じています。
なぜなら、
・収入が低いまま投資額を増やすと生活が苦しくなる
・無理をすると途中で続かなくなる
・結果的に投資をやめてしまう可能性がある
からです。
僕自身も、収入が低い状態で投資額だけを増やしていた時期がありました。
そのときは、資産を増やしているはずなのに、生活はかなりきつかったです。
だからこそ今は、
投資・貯金・収入のバランス
を一番大事にしています。
大事なのは「入金力」
もう一つ大事なのは、
収入を上げることです。
正直、
投資割合で悩むより「収入を上げる」方がインパクトは大きいです。
収入が増えれば、
投資にも貯金にも回せるお金が増えます。
※資産形成において、なぜ労働収入が重要なのかは、こちらで詳しく解説しています
まとめ
投資と貯金、どちらも大切です。
ですが、
・まずは生活の安定
・無理のないバランス
・可能であれば収入を上げる
この順番を意識することが重要です。
最後に
資産形成は一度の判断で決まるものではなく、
状況に応じて調整していくものです。
資産形成は“正解を探すもの”ではなく、“自分に合う形を作るもの”
無理をせず、自分に合った形を見つけることが、
結果的に長く続けるコツです。
そしてまずは、
「生活費3ヶ月分の貯金」を作ることから始めてみてください。






コメント